昨日の相場の雑感、原油価格や長期金利などなど

昨日のNY市場から本日の日本市場を眺めての雑感ですが、NYタイムでは長期金利の上昇により、金融株が買われたことで株価が上昇になったようです。9日のNYダウは、2万4,542.54ドルと前日比+182.33ドルと大きく上昇しました。

午前は前日比を下回る展開となりましたが、午後には大きく上昇しました。 欧州時間に109.8円まで伸びたドル円ですが、NY時間には109.5円にまで下がってしまいました。上値は重いですが、下値は安定しています。

意識したいのは、節目となる110円台。テクニカル的に見ても可能性はあります。一方ユーロドルはと言うと、NY早朝は1.187ドルから1.184ドルまで値を下げました。でも何とか下げた分を戻し、1.186ドルまで戻しています。 意識をしたいのは1.19ドル台ですが、9日NY時間の動きを見る限り何とも言えないのが正直な所です。

そして日が明けた本日の日経平均株価は、2万2,497.18円と前日比+88.30円となりました。アメリカの、イラン経済制裁再開表明を受けて原油価格は上昇。その影響で、石油関連銘柄が値上がりしました。

東京時間で注目だったのが、ドル円110円に届くかどうかです。しかし朝方には109.9円にまで上昇はしたものの、すぐに109.6円にまで下がってしまいました。110円台の壁は、想像以上に厚いようです。

一方ユーロドルはと言うと、1.184ドルから1.187ドルまで上昇しました。テクニカル的に見ると10日と25日のゴールドクロスが発生し、買いムード一色となりました。 さて気になるのは、原油価格です。アメリカがイランへの経済制裁再開表明は、原油価格に暗い影を落としています。急激に上昇することもありえますが、急激に下ることも視野に入れておきたいものです。

うんともすんとも言わなかったハズが…

ここ最近の市場は、イギリスやヨーロッパ関連の指標にはうんともすんとも言いません。政治のインパクトが、あまりにも強いせいかもしれませんね。

でも経済指標の結果で市場が動いたという話は、アメリカ以外ではあまり聞きません。 でも今日発表されたイギリスの賃金に関しては、若干ではありますが反応はありました。

ただ反応があった背景にあるのが、シリアの攻撃報道です。シリア攻撃により買いが進んだこともあり、経済指標の結果が引き金になって売りに向いたようです。

ポンド円は153.6円から153.3円へ下落。ポンドドルも1.437ドルから、1.431ドルまで下がっています。 ちなみにドル円は106円後半を下値として、107円前半を推移しています。日米首脳会談の成果待ち状態になっています。

1回限りの攻撃で安心感

シリア攻撃に関しては、取りあえずは落ち着いたと見て良いのでしょうか。ドル円は東京時間に107.3円にまで下落。その後は上がりもせず下がりもせずな状態で、次の材料待ち状態になっています。

ユーロドルは、1.237ドルまで上昇。欧州債が売られており、ドイツ10年債利回りは一時0.551%まで上昇しました。ヨーロッパに関しては、イギリスとフランスの動向が気になります。

アメリカと共にシリア攻撃に参加したので、ただでは済まされません。でもトランプ大統領は「1回限り」としているので、取りあえずは一安心と言った所です。

でもシリア情勢が仮に何もかも全部解決したとしても、問題は残っています。中国とアメリカの貿易についてです。交渉が進んでいるという話もありますが、“どこまで”かがハッキリしていないのが何とも…。

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